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50代で私が保育士国家資格の取得を目指した3つの理由!

50代でしたい保育士国家資格取得

子育てがひと段落して、50代の私が保育士を志望した動機は?というと幼稚園教諭免許の資格を持っていたので、免除科目があるということが保育士国家資格を取得する後押しになったのは確かです。

ではなぜ私が50代で保育士国家資格の取得を目指そうと思ったのか?

・何かを勉強し資格を取りたかった
・以前から小さい子供が好きだった
・保育士国家試験の科目が2科目+実技が免除だったから

などの3つの理由からです。

この記事では、50代で、保育士国家資格取得を目指した3つの理由、なぜ目指そうと思ったのか?

受験科目は保育士国家試験は筆記試験9科目+実技ですが、幼稚園教諭免許を持っていると筆記試験2科目と実技の免除があるということをお話ししていきます。

目次

【体験談】50代の私が保育士国家資格の取得を目指した理由

保育士国家試験勉強で使った参考書


なぜ私が50代で保育士国家資格の取得を目指そうと思ったのか?

・何かを勉強し資格を取りたかった
・以前から小さい子供が好きだった
・保育士国家試験の科目が2科目+実技が免除だったから

など、この3つの理由について書いていきます。

チャレンジしたくなった

あなたはこんなことはありませんか?

・若い頃と違って何か勉強したい
・没頭するものが欲しい

私はがむしゃらに頑張るものが欲しかったのです。
自分の時間ができた今、勉強し何か資格を取ってみようかな。

何かやってみたい!

子育ても終わり、家事もラクでそうそう時間もかからない。
今なら集中してやれそうな気がすると思ったのです。 

小さい子どもが好きだから

子どもが好きで、最終的には保育士の資格を取ることに決めました。

自分の子供が大きくなり小さな子供と接する機会も少なくなったので、小さな子どもと接することができる仕事がいいなと思っていたからです。 

あなたはスーパーや近所で、小さい子どもが歩いてる姿を見るだけで「可愛い!」と振り返って見たことはないですか?私はよくあります。だから、

「やはり子どもと接する仕事がいいなぁ」
なんて前々から漠然とではありますが思っていたのです。

7科目で国家試験に挑戦できる

保育士国家試験は9科目+実技なのです。

まずは、筆記試験のことについてですが以下の9科目になります。

  • 保育の心理学
  • 保育原理
  • 子どもの家庭福祉
  • 社会福祉
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保健実習概論


試験はマークシート方式で、6割以上得点を取れれば合格になります。
9科目は、1回で全科目合格しなくても3年間のうちに何回かに分けて合格すればいいということです。


主婦の方でお子さんが小さくて育児をしながらの方や働いている方も3年あると時間的にも猶予期間があります。

幸い私は幼稚園教諭免許を持っていたことから、7科目で受験可能だとわかりました。
免除科目は、筆記試験の「保育の心理学」「教育原理」。実技試験は免除になります。

そして必要書類で提出したのは、「幼稚園教諭一種免許のコピー」のみでした。

幼稚園教諭免許には1種と2種があり1種は4年制大学で、2種免許は通信課程を含む専門学校や短期大学で取得できるものですが、保育士国家試験ではどちらも同じく7科目で受験可能ということになります。

そして、実技についてですが、筆記試験に全科目合格した後に受けることができます。
「音楽・言語・造形」の中から2つを選択し受験します。こちらも筆記試験と同じく6割以上の正解で合格となります。

実技試験を簡単にまとめると、
音楽は、課題曲を弾きながら歌う。ピアノ以外の楽器でも持参するなら可。

言語は、課題図書の中から選択。3歳児が目の前にいると想定し3分間お話をする。


造形は、保育の情景を描く。鉛筆、色鉛筆持参。時間は45分間。

実技試験は緊張もしたりしますよね。

中でもピアノや絵は昔から得意な人ならいいのですが、初心者で50代からピアノなどの楽器を習うとなると時間もかかるし、筆記試験を突破するための勉強もしていく必要があるので、覚悟は必要だと感じます。

幼稚園教員免許を持っていると、実技試験も免除の上、筆記試験7科目で国家試験に挑戦できるということが分かったことは私の中ではとても大きかった事だったのです。

全国保育士養成協議会のホームページを見たり問い合わせもしたり、わからなければ電話でも聞くことができます。

幼稚園教諭免許を持っている人は、7科目の受験でよいという事を知らなかったという人もいると思います。私も知らなかった一人です。

ただ、受験することは決めたもののこの時の参考書の本の分厚さに驚き、本屋さんで呆然とした覚えはあります。

みう

こんなに覚えられないよ~

「私は、7科目ってこんなにおぼえることがあるの?こんなに覚えられないよ」と思い尻込みをしてしまいました。

その時長女に「覚えられないから試験受けるのやめようかな」と弱音を吐くと

お母さん、ただ覚えるだけなんでしょ?
考える問題ではないんだよね、暗記ならできるよ!」と言われたんです。

実際マークシート方式だったので記述ではなかったのですが、久しぶりの勉強だったので不安でいっぱいでした 。

ですが娘のその一言で
「そうだよね、覚えるだけなんだもんね」と自分に言い聞かせて、次の日から勉強をし始めました。

この時は1月で、テストは4月にあります。保育士の国家試験は年2回試験があり、4月を逃すと10月になります。
10月だと間が空いてしまい長すぎると思い、短期集中し3か月後の4月の受験を目指して7科目勉強をし始めました。

当時を振り返ると1日3〜4時間くらい、毎日勉強し3ヶ月で合格しました。
書斎やトイレにも年号や音楽理論を紙に書いて貼っていたことが思い出されます。
実技はないですが、保育実習理論の中の「音楽理論」は最後まで頭を悩ませた科目でした!

保育士試験に合格することが出来たら、何より育児経験があるということが役に立つと思ったし、そのようなことが書いてある記事を見たことも後押しになりました。

実際に求人があるのか?ということに関しては、資格を取ったとしても求人がないと働けないということになりますが、保育士は忙しい仕事だと漠然と思っていたので今は共働きの家庭が多いですし、何かしら仕事はあるはずだと考えていました。

さてここで、採用する側からみると50代はどう思われているのかを考えてみました。

50代で保育士国家資格を取得するメリット・デメリット

「50代」は子供が成人したり子育ても終わり、自分の時間を自由に使える人が増えてくる世代ではないでしょうか。

・未経験でもいい、家族が自立していて仕事に専念できる人
・今まで他の仕事や育児で社会経験を積んでいる人

などの人を採用したい思っているのではないでしょうか。

それではどういうことか見ていきましょう。

未経験でもいい家族が自立していて仕事に専念できる

最近では40代で子供を産む人も増え20〜40代だと子供がまだ未就学児や小学、中学校に通っているという方が多いと感じます。

保育士は余剰人員がないところが多いし、小学校からお子さんが発熱したとの連絡があると、早退せざるをえないのです。

職場によっては帰れる状況にあるかどうか、雇う側としてもお子さんがまだ小さい保育士を雇うことを躊躇していると聞いたことがあります。

さらに、夏休みや冬休みの保育補助のパートの方も、雇う側としては、変わらず出勤できる人を採用したいと思うはずです。

未経験でもいい、50代で仕事に専念できる環境にある人。

雇い主側(園長)からすると独身の保育士さんか、40代後半〜50代で体力が落ちていたりなど多少あるとしても雇いたいと思っているのです!

では、未経験で「無資格」はどうかというと、保育士資格がないということで時給も安く雇えるということもありますが、何かあった時には問題が大きくなるので雇う側からすればリスクがあるのです!

働く側としては、保育士資格を取得することにより時給も高くなるのでメリットは大きいです。

先日、私が働いている保育園の園長に聞いてみました。

今、私が働いている保育園では「保育士募集」をしているのです。

みう

どんな方がいいんですか?

性格が良くてお子さんがある程度大きくなっている方かな。もちろん資格持っている方!

と言っていました。
やはり、お子さんの体調による早退や、夏休みなど休み希望が多いと園長としては困るとのことです。

お子さんがある程度大きい50代はチャンスです。
需要があるのは確かですね!

求人サイトや求人誌には、

・未経験可
・50代歓迎
・50代活躍
・50代応募可

などの文字が目立ちます。

仕事や育児で社会経験が豊富

50代は、20代に比べて今までいろんな仕事や人間関係など経験豊富で、その都度乗り越えてきているという見方をされ、それがメリットでもあります。

私の場合は保育士国家資格を取得してからすぐに就職先を探し、採用になっています。

ただ、デメリットもあります。

お子さんが大きくはなっていても、今度は介護が始まるという時期でもあるのです。
なので、介護休暇もありますが長期化することも。

しかも急に介護ということになることも十分考えられるので、これはデメリットと言えます。

まとめ

私が50代で保育士を目指そうと思った理由
・何かを勉強し資格を取りたかった。
・以前から小さい子供が好きだった
・保育士国家試験の科目が筆記試験2科目+実技が免除だったから

50代で保育士国家資格を取得するメリット

・保育士資格を持っていると需要が多い
・今まで他の仕事や育児で社会経験を積んでいる
・仕事に専念できる環境にある人。子育ても終わり自分自身の時間を持てる

50代で保育士国家資格を取得するデメリット
子どもが大きくはなっていても、今度は介護が始まるという時期でもあるのです。
なので、介護休暇もありますが長期化することもあるということ。

ぜひ、50代の方、保育士国家資格取得を目指してくださいね。
この記事が参考になると嬉しいです。

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