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50代保育士が散歩や外遊びで3つの気を付けること安全対策や配慮とは

50代から保育士になりたいと思っても、体力的に心配で、園での散歩や外遊びで50代の体で守ることが出来るのか不安だったりしますよね?

やはりそうだとしたら運動しておくことが大切です。

できれば、保育士になりたいなと思い、国家試験の勉強をし始めた頃から運動を始めておくとベストですね。
毎日の勉強の合間に散歩したり、身体を動かす習慣を作っておいたほうがいいですよ。

子どもの行動に対する安全対策や配慮、気を付ける事についてはおもに3つあります。

それに対する50代保育士の対策も下記に書きました。

・公園から脱走
・保育士との手つなぎを振りはらう
・石ころなどを拾って食べる。

などです。では、一つ一つみていきましょう。

目次

【50代保育士】散歩時や外遊びで気を付ける事3つとは

気を付ける事は、子どもの不意の行動に対処できるようにするために、日頃から家でストレッチやウォーキングなどをして体力を維持するようにしています。

平日はクタクタで無理ですが休日に積極的に体を動かしています。

 実際のところ、現場で50代の私でもできてるんですが、やはりそこは20代の若い保育士に比べると行動や反応が遅いことがあるのは否めません。

その自覚はあるのことから、毎日運動をすることでそれが習慣化され訓練にもなったり、慣れてきてできるようになったりし、以前より早く動けるようになっていると感じます!

日頃からの運動の習慣で、これからお話しする3つの子どもの行動にもスムーズに対処できるようになるのです!

①公園から脱走

子どもが不意に公園から出ていきそうになることがあります!

足が速い子だけではなく、1才の歩き始めたばかりの子どもでも、入り口からパッと道路に出ていこうとすることがあるのです。

②散歩時に手つなぎを振りはらう子ども 

散歩のとき突然、手を振りはらう子どもがいます。

突然手を振り払う理由としては様々ですが、2歳以上で私が担当している子どもで、ただ単に手を繋ぎたくないからという理由で急に手を振り払う子どもはいなかったです。

歩き始めたばかりの1歳児が、一人で歩きたいからと大人と手つなぎを拒むのとは違うので、2~5才では必ず、手をつなぎたくない理由があるのです。

③散歩時や公園内で石ころを拾って食べる

公園内 だけではなく歩いてる途中でも場所も関係なく急にしゃがみ込み、あればなんでも触ったり口にします。

先日も横断歩道で急に何かを発見し、しゃがみ込んでしまい、抱きかかえて渡ったばかりです。

子ども(園児)のよくある行動

子どものよくある行動をあらかじめ知っておくことは基本ですが、そのうえで今のその子どもの状況を把握し、危険のないように安全に遊びたいものです。

例えば、

・Aちゃんは今なんでも口に入れて食べようとする時期
・Bちゃんは手つなぎを嫌がる時期
・Cちゃんは走り回りたい時期


お散歩のときは車や人、自転車などの道路状況に注意するのはもちろんですが、子どもの行動に対処していくということがもっとも大事だと言えます。

【子どもの安全対策と配慮】50代保育士の体験談

今からお話しする安全対策について3つお話していきますが、2つ目では、子どもの行動の原因についても書いています。

散歩中に手を振り払った理由を子どもから直接聞くことができたのです。これは安全対策につながることでもあります。

①公園から脱走することについての対策

公園から出ようとしてしまう子どもの対策としては、入り口から一番遠い遊具で遊ぼう!と誘導する。

これは、公園の入口付近ではなく奥の方の遊具で遊ぶことにより、入り口に近いところで遊んでいるより距離があるので、

入り口までの時間もかかる、これだけで安心感はあります!万が一他の子どもを見ていて気を取られた場合、時間稼ぎができます。

今までも数回、脱走しそうになってあわてて追いかけたことがあります。その時はやはり50代保育士は、足がもつれたり転びそうになったりするのです。20代だと猛ダッシュでも転ばず余裕なのです。

1歳でも本当にあっという間に入り口にいたりするので目が離せません。しかも振り返って「出て行っちゃうけどいいの?」といたずらっ子のような表情をしている子どももいるのです、可愛いですが危険です。

同時にこの時の子どもは転びがちです!ちょっとした段差につまずき、瞬時に支える手が出るかどうかというのもあります。ですが、これは反射神経もあるので、どれだけ子供ををよく見ているかということも関係してきます。

転びそうになった時、とっさに支える手が出ないまま一瞬でも遅いと、転んですり傷を作ってしまうことにもなります。

転んでけがをすることに対する配慮としては、外遊びや散歩時は長ズボンで行くことは必須なのです。

ですので、短パンで登園した子どもは、必ず長ズボンに着替えています。もちろん、帰りには元通り短パンに着替えさせていますよ。

②散歩時になぜ急に手を振りはらったのか子どもに聞いてみた

もうすぐ2歳のAくんが散歩中に急に手を振り払ったので「なぜ手を振りはらったの?」と聞いてみました。

こんなことを子どもに聞くのは初めてでしたし、話してくれるのかななどと思いましたが、聞いてみてよかったです!

この日のお昼ごはんの時に、なぜ散歩時に急に手を離したのか直接聞いてみたのです。

するとAちゃんは「先生が手をギュッとしたから」とお話ししてくれたのです。

私は、ハッとして「ごめんね、次からふんわりつなぐね!」と言ったことがあります。

ギュッとされて手が痛かったから離してしまったというのなら、理由としてはよくわかります!


50代保育士としては、手を放したら走って追い付けないからという思いがあり、つい力が入ってしまったようです。

こんな時子どもはその場では理由も言わないというか、うまく言えないのです。なので突発的行動に見えますがきちんと理由があるのです。

他のこんな理由の子どももいました。

その子どもは、向こうの方に蝶々が見えて、「もっと近くで見たくなり追いかけようと手を離した」とのことです。

私が育児をしているときは深く考えることなく、「なんで手を離すの?あぶないよ」と言って理由も聞かずわが子を叱ってしまい、申し訳なかったなと思います

でも今この子たちに対しては、きちんと耳を傾けることにより、報われるのかなと勝手に思ってしまいます。

この時のBくんは、走るのが早く、住宅街の一角の安全かなという場所で手が離れると、一目散に駆けて行ったことがあり、追いつくのが大変だったことがあります。

私は手が離れてしまっては困ると思って、無意識に力が入ってしまったのです。

Bくんがお話してくれて良かったと思います。このことにより、それ以降は気を付けることができました!

そして、他の方法も試しています。

その方法は、子ども同士で手つなぎをするということです。

これは一見すると危ないのですが、子ども同士でお互いを律しつつ安全だと感じることが多いです。
ちょっと車道に寄っただけで、「あぶないよ!」と子ども同士がお互いに言い合って、その都度安全なところまで手を引っ張ってくれていて、この方法も試しています。

石ころを拾って食べないようにするためには

1才前では、拾ってなんでも口に入れようとします。なのでその瞬間は、自分が見ていなければならないという場面が必ずあるのです!

散歩時、外遊びでは、1人で3人は子どもを見ることが求められます。

室内では、ある意味「みんなの目」がありますが、外では自分の担当の子どもを最初に決め、散歩時や公園内ではその子どもを見るようになるんです。

保育士という仕事は連携してやるもので一人でやる仕事ではないのですが、自分ができないと他の人の負担に間違いなくなりますし、50代であろうとできなければいけません!

でもこどもから目を離さなければ大丈夫です!!

新米保育士の私にもできるので、あなたもできる はずです!

まとめ

散歩時や外遊びの子どもの行動と50代保育士の安全対策としては

・公園から脱走➡公園の入口付近ではなく奥の方で遊ぶ
・保育士との手つなぎを振りはらう➡ゆるく手をつなぐ、子ども同士で手つなぎする 
・石ころなどを拾って食べる➡目を離さないこと

などです。

最後に、50代保育士は反射神経が良くないと思います。

子どもが転ばないようにすることもそうですが、
50代になると自分も思ったほど足が上がってないのでつまずきやすくなるのです。

段差に気づかなかったりはよくあることなので散歩時は自分自身のことも、気をつけなければいけないのです。

この記事があなたのお役に立てると嬉しいです。

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