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 子育て経験のある50代保育士が選ぶ読み聞かせにおすすめな絵本7選

50代保育士の読み聞かせ7選

子育てにおいて絵本は欠かせない存在です。夜は読み聞かせしているという方も多いのではないでしょうか。

想像力を養ない、次の展開が気になりワクワク、ドキドキし、子どもたちの成長に欠かせないものが絵本です。

私は50代保育士で、今子どもたちに毎日読み聞かせをしていて思うことは、絵本を読むことで、子どもたちとのコミュニケーションが生まれ、子どもたちとの関係性を深めることができているということです。

この記事では、今も昔も変わらない、人気の絵本を紹介していきます。

目次

50代保育士が選ぶおすすめ絵本7選

子育てをしていた頃に読んだ絵本シリーズの中には、今でも大人気の絵本があることに驚かされます。

今、私は保育園でたくさん絵本を読んでいます。そしてその中でも特に人気の絵本を紹介します

『ちいさいおうち』5才から

この絵本は、小さな家族の暮らしを描いた物語です。

子どもたちが身近な場面に共感し、家族や社会の大切さに気づくことができる内容です。

この絵本はお話が長めなので、お昼寝の前後に読んでいます。

寝る前に読み、半分くらいのところで、ではまた起きておやつの前に読もうねというと、えー読んで、読んで、と、必ず言われてしまう絵本です。

この絵本は絵が美しく描かれており、読んでいる私たちの心にもひびくようなストーリーになっています。

また、絵本を通して子どもたちに家族の大切さを伝えることができ、家庭教育を支援するためにもおすすめの絵本です。

『くまのがっこう』2才から

この絵本は、自分の能力を見つけ、大切に育むことの大切さを描いた物語です。

「可愛いい、ジャッキー」と、子どもたちはジャッキーが大好きです。

くまの学校の一番最初のお話で、内容自体はとても分かりやすくシンプルで、くまのがっこうの流れがわかります。本のサイズが小さめで子どもが、「先生、今日これ読んで」と持ってきてくれることも多いです。

 『ぐりとぐら』3才から

『ぐりとぐら』は児童文学作家の中川李枝子さんが著した絵本です。

この作品は、2匹のマウスがおいしい食材を探し求める物語です。子どもたちは、兄弟の仲良しの絆や、協力して目的を達するということを学びます。

また、絵本の中の料理や食材の描写がとても鮮明で、子どもたちにとっては楽しい興味の対象にもなります。

私が子育てをしていた時、子どもたちがこの料理をパクパクと食べるマネをし、『ぐりとぐら』に夢中になっていたのを覚えています。

『あかずきん』2才から

『あかずきん』はグリム童話に登場する物語で、昔からある絵本です。

この物語は、あかずきんがおばあさんを訪ねる途中でオオカミに出会い、お腹を空かせているオオカミに自分の居場所を明かしてしまい、最後にあかずきんとおばあさんが救われる物語です。

私が子育て中に見知らぬ人に声をかけられた時は、ついて行くことのないように言い聞かせ、教えていた絵本です。

物語の中に登場する森や動物の描写がとても詩的で、子どもの興味を引くことができる本でもあります。

『どうぶつたちのおしゃべり』2さいから

『どうぶつたちのおしゃべり』は山崎陽子さんの絵本です。

この作品は、動物たちがそれぞれの言葉でおしゃべりをする様子を描いたものです。

子どもたちは、動物たちがそれぞれの言葉で思いを伝える姿勢に感化され、コミュニケーションすることの大切さを知ります。

また、全体的にとても温かい雰囲気のある作品であり、読んでいる私たち保育士の心にも深くひびく絵本です。

当時幼稚園年長だった長女は、「なんで動物と言葉がぴったりとあってるの?」と聞いてきたのが思い出されます。

『おおきなかぶ』3さいから

私が50代で子育てをしていた時によく読んでいた絵本です。

この絵本は、日本の童謡で親しまれている「こぶとりじいさん」を原案にしたもので、一風変わった農業体験を通して自然と触れ合うことを学ぶ絵本です。

主人公の少年が「おおきなかぶ」を育てるところから始まり、様々なキャラクター達が手伝いをする中で、一生懸命に働くことの大切さや、自然を大切にすることの意義を学びます。

私がこの絵本を子どもたちに読み聞かせていると、自分たちも主人公になったかのように、発言や質問をしてくれました。また、私自身も自然を大切にすることを感じ、貴重な時間を過ごすことができました。

最後にですが、昔からある本で、キャラクターの絵本は子どもたちに人気があります。


私の子どもも、そして今勤めている保育園の子どもたちも真剣な眼差しで聞いている絵本です。

実際に、この絵本を読んでいたことが、子どもたちの成長に大きく貢献しているのだと感じています。

『アンパンマン』1さいから

いつの時代も子どもたちが夢中になる本があります。

それは、子どもたちが大好きだった絵本シリーズ「くまのがっこう」や「ちびまる子ちゃん」がありますが、なんといっても一番人気なのはアンパンマンです。

『アンパンマン』は、50代の私が子供の頃からあり、その後 アニメ化されましたが、そのことにより、世代を問わず誰もが知っている大人気キャラクターとなりました。

現在も子育て中のお母さんたちや保育士もこのアンパンマンには助けられている部分も大きいことは確かです。

私の願いは、子どもたちに絵本を通して様々な体験をし、感情豊かに育ってもらいたいということです。

私は、2人の子どもが小学生になるまでほぼ毎日読み聞かせをし、現在は保育士となり、子どもたちと一緒に絵本を読むことで、楽しみとやりがいを感じる毎日を送ることができています。

これらの絵本が今後も多くの子どもたちに読まれ、成長に役立つことを願っています。

【50代保育士】子育て中に子どもが好きだった絵本

『ママがおばけになっちゃった!』2さいから

『ママがおばけになっちゃった!』は、童話作家の金城さやかさんが執筆した本です。

この絵本は1993年から読まれ続けています。実際私も娘とよく読んでいた本です。娘もこの本の主人公と同じ女の子ということで、共感するところもあった様子でした。

昔、長女にこの本をお風呂上りに読むと、お手伝いを率先してしてくれた覚えがあります。ママが病気になったらいやだから、いなくなったらいやだからと話していました。

「ママがおばけになっちゃった!」のあらすじは、主人公の女の子が夜中に目が覚めて、ママがおばけに変身していることに気付きます。

おばけのママを見つけることができるのか、そしてどうやって元に戻すことができるのかを探す冒険が物語の中心となっています。

おもしろいところは、女の子がサイズが大きいママのものを身につけて寝ていたり、おばあちゃんとのやりとり、おばけとなってしまったママの描写です。

ママが急にいなくなって探す女の子の姿が、子ども心に自分と重なり、「ママがいなくて寂しい」「いつもそばにいるママがいなくなる?」ということを想像させてしまうお話となっています。

このことは、子どもにしてみれば一見すると悲しい内容の本ですが、絵が魅力的でクスっと笑える要素もあるので、悲しい物語にはなっていない、それが人気の秘密です。

この絵本は親子で楽しめる本だといえます。

50代保育士が働く園で最近人気の読み聞かせ絵本

『100階建ての家』

『100階建ての家』は子どもが夢中になるストーリーですし、保育士の私も好きな絵本です。

この本は、他の絵本とは違います。

まず本の開き方が縦向きなのです。

初めて読んだ保育士も、子どもも一瞬で目を奪われます。


『100階建ての家』は子供たちにとってグッと心をつかむストーリーで、読むたびに子どもたちが夢中になるのがわかります。

主人公のトチくんという少年が建物を登りながら、新しい友達や新しい発見をしていく様子に、子供たちは自分も一緒に冒険しているかのような気持ちにさせられるようです。

・想像力を刺激する

絵本『100階建ての家』は、主人公が祖父から与えられたかけらから始まる、独特でポップな空想世界が広がっています。

100階まで続く不思議な家に登る場面では、子供たちは主人公がどんな部屋に着くかを予想し、自分たちでもどんなお部屋を作りたいかと想像力を刺激していました。

・友だちの大切さそして、チャレンジする気持ちを伝える

主人公トチくんは、新しい友達との出会いや、自分の限界に挑戦する様子が描かれています。

私が初めてこの本を読んだ時の子供たちは、トチくんの自信にみちた姿勢を見て、「自分も新しい友達をさがしてみよう」「自分も挑戦してみたい」という気持ちになっていました。

私も子どもたちがこの本を通じて友だちを大切にしたり、チャレンジする気持ちが育まれるといいなと思います。

まとめ

私自身が自分の子どもに読み聞かせていた本や、現代でも愛されている本、今毎日のように「読んで!」と言われる子どもたちに人気の絵本の紹介などをしました。

私自身も50代になり、子育てをしていた頃に子どもに読んだ絵本が、今でも私にとって特別な思い出となっています。

私がおすすめする絵本をご紹介しましたが、これらはあくまで個人的な意見であり、他にもたくさん素晴らしい絵本があります。

これから保育士としていろんな絵本に子どもたちと出会っていきたいと考えています。

ぜひ、読んでみてくださいね。

この記事が参考になれば嬉しいです。

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